美容室におすすめな勤怠・給与計算ソフトベスト5!
「勤怠の集計と給与計算で、毎月の締め日がしんどい……」
予約管理、スタッフの育成、売上の確認。そのうえ給与計算まで抱えているサロンオーナーは少なくないと思います。
今回は、美容室で検討したい勤怠・給与計算のおすすめ5案を紹介します。クラウドソフト4案に加えて、費用を抑えやすい「Excel+社労士への給与計算依頼」も入れました。
「ベスト5」としていますが、番号は紹介順です。全サロン共通の1位があるわけではありません。機能は公式情報をもとに整理し、メリット・デメリットとおすすめのサロンは、その機能を美容室の運用に当てはめた私の見方です。
目次
まず、自分のサロンが何をラクにしたいか
① freee人事労務
② マネーフォワード クラウド勤怠・給与
③ バクラク勤怠・給与
④ ジョブカン勤怠管理・給与計算
⑤ Excelで勤怠集計+社労士に給与計算を依頼
導入前に、この3つを試してみてください
サロンに合う仕組みづくりはSHARO tokyoへ
まず、自分のサロンが何をラクにしたいか
各サービスの公式掲載ロゴ(出典:各社公式サイト・マネーフォワード公式の連携サービス紹介)
選ぶ前に、「打刻と集計だけラクにしたい」のか、「給与・入退社までまとめたい」のか、「計算自体を任せたい」のかを決めましょう。
• 一つの仕組みで勤怠から給与まで管理したい:freee人事労務
• 会計も含め、MFのサービスをつなげたい:マネーフォワード クラウド勤怠・給与
• 給与の確認手順や変更履歴まで整えたい:バクラク勤怠・給与
• シフトなど必要な勤怠機能を選びたい:ジョブカン勤怠管理・給与計算
• 少人数で、計算を専門家に任せたい:Excelで勤怠集計+社労士に給与依頼
美容室では、固定給・時給だけでなく、歩合、店販手当、店舗間の勤務なども確認したいところです。「美容室に使える」だけで決めず、自店の給与ルールで実際に計算できるかを試してみてください。
① freee人事労務
特徴:勤怠・給与・労務をまとめて管理
従業員情報や勤怠データを給与計算につなげ、Web給与明細や入退社手続きなども扱えるサービスです。使える機能はプランによって異なり、公式料金表では勤怠打刻・勤怠の申請承認などがスタンダードに含まれています。
メリット:勤怠を別の表から転記する作業を減らしやすく、給与と従業員情報を一緒に管理できます。freee会計を使っているサロンなら、会計との連携も検討しやすい選択肢です。プランによっては雇用契約書やマイナンバーの管理も行えます。
デメリット:安いプランに必要な勤怠機能がすべて入るとは限りません。また、歩合や変動手当の計算方法は、利用プランと設定できる項目を確認する必要があります。導入すれば、給与ルールが自動で整理されるわけではありません。
おすすめのサロン:勤怠・給与・入退社の管理を一つにまとめたいサロン。すでにfreee会計を使っているサロンにも向いています。
機能・料金の確認:freee人事労務公式サイト/料金プラン
② マネーフォワード クラウド勤怠・給与
特徴:勤怠と給与を連携し、会計までつなげる
クラウド勤怠とクラウド給与を組み合わせる運用です。勤怠データを給与へ連携でき、給与側では支給項目やカスタム計算式の設定にも対応しています。勤怠ではスマートフォンや共用端末などによる打刻も選べます。
メリット:勤怠・給与・会計などを連携して、同じ数字を何度も入力する作業を減らせます。基本給に手当や独自計算を組み合わせるサロンも、設定の自由度を検討しやすいのが魅力です。
デメリット:複数サービスの設定や締め処理の流れを理解する必要があります。人数が増えたときの従量料金は、勤怠と給与それぞれに発生する場合があるため、基本料金だけで比較しないことが大切です。計算式の正しさも、サロン側で確認が必要です。
おすすめのサロン:MFクラウド会計を使っているサロン。店舗やスタッフが増え、勤怠・給与・会計をつなげて管理したいサロンにも向いています。
③ バクラク勤怠・給与
特徴:集計だけでなく、給与のチェックまで仕組みにする
バクラク勤怠から給与への連携に加え、給与側には従業員情報の履歴管理、変更予約、前月との差分比較などがあります。勤怠ではWeb・スマートフォン・ICカードなどの打刻や、AIでシフト表を勤務予定CSVへ変換する機能も紹介されています。
メリット:「担当者の記憶に頼って手当を変更する」「前月と見比べて確認する」といった作業を標準化しやすいこと。カスタム計算式や確認履歴も、給与担当者が複数いる運用の候補になります。
デメリット:便利なチェック機能も、確認項目や承認の流れを決めてこそ活きます。少人数で単純な給与体系のサロンでは、設定にかける手間と得られる効果を比べたいところです。勤怠と給与を合わせた費用や契約条件も、見積もりで確認しましょう。
おすすめのサロン:複数店舗を運営し、本部や担当者が給与を確認するサロン。スタッフの異動・手当変更が多く、担当者が変わっても同じ手順で処理したいサロンにおすすめです。
④ ジョブカン勤怠管理・給与計算
特徴:必要な勤怠機能を選び、給与につなげる
ジョブカン勤怠管理は、出勤管理・シフト管理・休暇申請など、必要な機能を組み合わせるサービスです。給与計算は別サービスの「ジョブカン給与計算」を連携して使います。給与側では支給・控除項目に計算式を設定できます。
メリット:最初に打刻・シフト管理から始め、その後に給与計算までつなげる運用を考えやすいこと。スタッフごとに勤務日や時間が異なるサロンで、シフトと勤怠を整理する候補になります。
デメリット:勤怠管理だけの契約では、社会保険料などを含む給与計算まで完結しません。機能の組み合わせ・給与側の料金・最低利用料金を含めて確認が必要です。連携する場合も、従業員情報や勤怠項目の対応を設定します。
おすすめのサロン:パート・アルバイトを含め、シフト管理の負担が大きいサロン。必要な機能から段階的に導入したいサロンにも向いています。
⑤ Excelで勤怠集計+社労士に給与計算を依頼
特徴:記録はサロン、給与計算は専門家
5つ目は、ソフトの購入とは少し違う運用です。私が用意したExcelの雛形で勤怠を記録・集計し、そのデータをもとに社労士専用ソフトで給与計算する方法です。
SHARO tokyoでは、顧問料金+1人あたり100円の使用料で、この運用が可能です。具体的な契約条件はお問い合わせ時にご確認ください。
メリット:勤怠・給与クラウドの契約をサロンで別々に持たずに始められ、追加のシステム費用を抑えやすいこと。すでに顧問契約があるサロンでは、特に費用を重視したい選択肢です。給与計算を任せることで、オーナーが計算処理を抱える負担も減らせます。
デメリット:入力漏れや記録の誤りは、給与計算を外注しても自動で解消しません。勤怠の確認、データの提出期限、修正時の連絡方法を決める必要があります。人数や店舗が増えると、ファイルの回収・管理が負担になることもあります。
おすすめのサロン:少人数で勤務パターンが比較的シンプルなサロン。Excelの入力が苦にならず、給与計算は専門家に任せたいオーナーにおすすめです。
「一番安いか」を比べるときは、顧問料金を含む総額と、クラウドを自分で運用する手間の両方で判断しましょう。顧問契約の有無や人数によって、最も安い方法は変わります。
導入前に、この3つを試してみてください
• 自店の1か月分で計算する:歩合・店販手当・残業などを含め、今の給与結果と照合する
• スタッフが打刻・記録できるか確認する:忙しい営業の中で続けられる方法を選ぶ
• 誰が締めて、誰が確認するか決める:打刻漏れの修正や最終承認まで担当を明確にする
費用も、基本料金だけでなく、人数による追加料金、勤怠と給与の合計、初期設定、外注する場合の報酬までそろえて比較すると選びやすくなります。
また、Excelでもクラウドでも、勤務時間の記録は実態に合わせる必要があります。営業前後の準備や、労働時間に当たる練習が抜けない運用を整えましょう。労働時間の把握方法は、厚生労働省のガイドラインも参考になります。
サロンに合う仕組みづくりはSHARO tokyoへ
SHARO tokyoは、美容業界の労務相談・給与計算・クラウドを活用した業務設計を支援しています。
ソフトを選ぶだけでなく、サロンでどこまで作業し、どこから専門家に任せるかまで整理することが大切です。
「クラウドでまとめたい」「まずはExcelの雛形と給与計算依頼で始めたい」。どちらも、お店の人数や給与ルール、オーナーが管理に使える時間に合わせて考えていきましょう。
※機能・料金は2026年10月3日時点の公式情報を確認しています。利用できる機能・契約条件はプランや更新によって変わるため、導入前に各社へご確認ください。掲載ロゴは各社の商標です。ロゴの掲載は、各社による本記事の推奨や提携を示すものではありません。