社労士専用AIって何ができる? HRbase PROを教わったら、知らない使い方がありました


こんにちは、髪西です。

「AIやソフトウェアに強い社労士になりたい」

そんな思いから、新企画「髪西、デジタル社労士の道」を始めました!

今回ご一緒するのは、人事労務のクラウドシステムの導入・初期設定を支援しているTECO Designさん。実際にソフトウェアを触りながら、どんなことができて、社労士の仕事にどう活かせるのかを教わっていく企画です。

第1弾で取り上げたのは、HRbase PRO。

僕自身、労務相談の機能は使ったことがあったのですが、今回詳しく教わってみると、「え、それもできるの?」という発見がいくつもありました。

▶︎ 動画はこちら:社労士専用AIで何ができる!? HRbase PROの実態を探ってみた

HRbase PROは、労務相談の調査や回答づくりを支えるAI

HRbase PROは、社労士事務所向けの労務管理特化型AIサービスです。

中心となる「労務アシスタントAI」では、相談内容を入力すると、回答案と、その根拠となる関連資料を確認できます。公式サイトでも、労務相談の調査・根拠確認・回答作成をサポートする機能として紹介されています。

参考:HRbase PRO公式・機能紹介

社労士の仕事では、答えの見当がついていても、顧問先に伝える前に根拠を確認したり、説明に使える資料を探したりする時間が必要です。

その調査から回答のたたき台づくりまでを、ひとつの流れで進められる。僕が普段使っていて便利だと感じていたのも、この部分でした。

ただ、今回知ったのは、HRbase PROの使い道がそれだけではないということです。

就業規則を入れると、内容のチェックや修正案まで

動画では、テスト用の就業規則を使って、チェック機能を見せてもらいました。

条番号の重複やずれだけでなく、記載内容や不足している部分なども確認し、改善案を示してくれる。さらに、修正案を反映したWordファイルを作成するところまで紹介していただきました。

僕も就業規則を扱うなかで、既存のデータの条番号や参照先を確認することがあります。こういう細かな確認は、地道に時間がかかるんですよね。

今回のデモでは、あえて抜け漏れを入れた規則に対して、細かく指摘が出ていました。「結構、中身まで見てくれるんだな」というのが率直な感想です。

もちろん、指摘を全部そのまま採用するわけではありません。その会社の働き方や運用に合っているかを考えて、最終的に判断するのは社労士です。

チェックや修正案づくりを手伝ってもらい、その先の判断に時間を使う。そんな活用ができそうだと感じました。

一番気になったのは「顧問先ごとの情報」を踏まえた回答

今回、特に「これはいい!」と思ったのが、顧問先ごとの就業規則やマニュアルを登録して、回答に活かせるという機能です。

僕はもともと、NotebookLMに会社ごとの就業規則を入れて、必要な情報を確認する使い方をしていました。

なので、動画の後半でこの機能を教わったときは、かなり興味が湧きました。

法令上の一般的な話だけでなく、「この会社ではどうなっているのか」まで踏まえて相談できる。公式サイトでも、顧問先の就業規則をアップロードすることで、その内容を踏まえた回答を生成できると案内されています。

参考:HRbase PRO公式サイト

顧問先が増えてくると、会社ごとのルールや運用を把握しておくことも大切になります。

さらに、今後スタッフを迎えるなら、自分だけが知っている情報をどう共有するかも考えなければいけません。

会社ごとの規則やマニュアルを確認しやすくしておけば、担当者が不在のときや、新しく入ったスタッフが仕事を覚えるときにも役立ちそうです。

動画でも話しましたが、僕自身の事務所で導入を考えるうえでは、この部分がかなり大きなポイントになりました。

「回答する」だけでなく、「伝わる形にする」にも使えそう

もうひとつ印象に残ったのが、相談への回答をビジュアル化する使い方です。

動画では、介護のために休みたいという相談を例に、重要なポイントを整理した資料を見せてもらいました。

長い文章で説明するより、要点がまとまっていたほうが伝わりやすい場面はありますよね。顧問先への説明はもちろん、事務所内のスタッフ教育にも使えそうだと感じました。

また、労務管理ガイドでは、業務の流れや確認すべきポイントを見ていくことができます。

試験で知識を身につけても、実務では「最初に何を確認して、どの順番で進めるのか」で迷うことがあります。そういうときに、全体像を確認できるものが手元にあるのは心強いと思います。

AIを使いながら、社労士として何を判断するか

便利な機能を見ていると、つい「ここまでやってくれるのか」と驚いてしまいます。

ただ、動画の中でもお話ししたとおり、回答をそのまま顧問先へ送ればよいわけではありません。

その会社に合った内容なのか。相手に伝わる言い回しになっているか。実際に運用できる提案なのか。

そこには、顧問先の状況を知っている社労士の判断が必要です。公式の案内でも、AIが作成した要約文は専門家が最終確認することを勧めています。

参考:HRbase PRO公式・労務アシスタントAIのよくある質問

調べる、整理する、たたき台をつくる。その部分をAIに手伝ってもらえたら、顧問先の話を聞いたり、具体的な対応を考えたりする時間を増やせるかもしれません。

僕は、そういう使い方をしていきたいです。

「髪西、デジタル社労士の道」、始めます

今回は、使ったことのあるサービスでも、まだ知らない活用方法があると実感した回でした。

特に、顧問先ごとの規則やマニュアルを踏まえた回答は、これから事務所をどうつくっていくかを考えるきっかけにもなりました。

動画では、実際の画面を見ながら、就業規則のチェックや資料のビジュアル化、導入を考えるタイミングなどについても聞いています。

これから開業する方も、すでに使っているけれど活用しきれていないかも、という方も、ぜひ見てみてください!

▶︎ 「髪西、デジタル社労士の道」第1弾をYouTubeで見る

※本記事は撮影時の体験をもとに、執筆時点の公式情報を補足しています。最新の機能や提供条件は公式サイトをご確認ください。

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